VAIO-XでのHackintosh

VAIO-XにMac OS 10.6.xを入れる試みをしているのだが、、特定機種へのインストールは情報が分散していて、しかもまとまっていない状況なので、いざやってみるとなかなか難しいようです。

VAIO Type Pへのインストールは割とメジャーで挑戦例も多いのですが、ほぼ同じ構成ながらちょっとだけ違うVAIO-Xになると情報量が極端に少なくなってしまう。これはMac book airが出たことで、VAIO-Xのような機体へMac OSを入れる需要がなくなったことと、VAIO-X自体が一世代出ただけで、製造終了してしまったこともあるかもしれない。

VAIO-XにOS 10.6.xを入れる方法は、2通りあることが分かってきた。こういったインストールプロセスを説明するのは、試行錯誤を繰り返しながら行う都合上、ひとまとまりにして提示することが難しいものです。概要のみの説明になっていることが多いこともあって、一見しただけではどのようなやり方をしているのか想像しにくいこともあります。慣れてくると、この人の言っていることが、どういうことなのかが読めてくるようになるが、初見の者にとってはチトきついですね。

ということで、メモを残します。

VAIO-XへのOS10.6.xインストール方法

(1)Macの実機を利用してUSBメモリにインストールし、パーティションごとコピーするやり方 VAIO Xとtype PでMac OSを動かす夢をみた 【備忘録その1】〜まえおき〜 http://motomory.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/vaio-xtype-pmac.html この方法がメジャーですが、OS10.6がインストールできるMacの実機が必要になることと、インストール先のUSBメモリを高速なものにしないと動作が遅くて耐えられないことが問題になります。前者の問題は、古いMacを所有している必要があるので持っていない人はいきなり手詰まりです。最新のMacを買ってもOS10.9より後のものしか入れられませんし。後者の問題は高速なフラッシュメモリが安価で買えるようになった最近ではあまり問題にならないかもしれません。16GBもあれば十分なので、なるべく高速なUSBメモリを使うようにしましょう。 (2)Mac OS10.6.0のインストールDVDをUSBメモリに丸ごとコピーし、データを書き換えてVAIO-Xにインストールするやり方 http://ameblo.jp/bking0929/entry-11226892320.html このやり方はややマイナーなようで、このサイトでしかやられていないように見えます。やや新しい情報をもとに実行していることもあって、スムーズに導入できそうなので、今はこの方法で試しています。ただ、ひょっとしてOS Xインストールの際にGUIDパーティションの作成を求められるので、WindowsXPと共存させるところで手間取るかもしれません。WindowsXPを入れるにはおそらくMBRパーティションを作成することを求められますし、ブートローダーであるChameleon-2.0-RC4-r684-binのインストールをしてないところを見ると、共存環境を作ることを目的にしていないようにも見えますし。

どちらの方法にしても、OSを10.6.8にアップデートするのは鬼門っぽいようです。、10.6.7ならばスリープがちゃんとできるということなのだろうか。なかなか、VAIO-XでMac OS Xが動く夢を見るのも大変そうですね。。