ルベール蔵王@蔵王温泉(2014年7月4~6日)(2)
蔵王温泉はもう数えるのを忘れてしまったくらいの回数(50回以上?)行っているのですが、なかなか全ての宿を制覇することは難しいですね。定宿になっているところもあるのですが、今回は新しいところに挑戦しました。前から存在は知っていたのですが、奥まったところにあってイマイチ面倒な感じがしていたルベール蔵王です。
ここは岡本太郎ゆかりの宿で、宿のオーナー夫婦の仲人もやったとか。ロビーにはこの宿の名前を記した岡本太郎の絵が掲げられています。この大きな、豪快な絵はいかにも岡本画伯という感じがしてきますね。
それほど新しい宿でもないですが、先見の明があったのか?1~2名で利用できる小部屋が用意されていました。
丁度、酸ヶ湯の湯治部くらいの大きさかな。畳も新しめで小綺麗にされていました。(でも、布団にダニが居たみたいで、夜、腕近くが痒くてたまらなかったけどw)
自炊も視野に入れているのか、ちょっとした台所もあります。
温泉へは、トンネルのような外に繋がった道を通って行きます。強烈な泉質である蔵王では、湯小屋と母屋を分ける方法はよくやられてますね。
源泉名はインキョ・折口源泉。この宿から坂を下った方にある、かつての定宿、ロッジスガノと同じ源泉のようですね。このエリアはこの源泉を使うところが多いのかもしれません。
pH1.7の強酸性。これぞ蔵王!という強さですね。後で女将から聞いたのですが、この宿はちゃんと定期的に泉質の測定を受けて、管理にもこだわっているとのことでした。古いデータをずっと放置している(温泉法違反?w)ところと違って、好感持てます。
さぁ、来たぞ!基本的には透明感があり、放置すると下に硫黄が沈む、蔵王ならではのお湯ですね!
(続)