【温泉pH測定】秋田県・玉川温泉・大噴

酸性の温泉というと必ず名前が出てくる秋田県玉川温泉。存在は知ってるけど、あまりに強力過ぎるという評判を聞いていてビビってしまい、5年間一度も訪れていませんでした。 しかし、秋田県の旅行券をゲットでき、半額で宿泊できるようになったこともあり、覚悟を決めて初訪問しました。

源泉は大噴という名のものが1つあるだけです。昔の火山爆発のときに出来た穴だそうで、未だに8000リットル/分 以上の強酸性水が98度で噴出し続けています。ここは放射線量も強くて0.3μSv/hを簡単に超えます。

周辺で産出される北投石による放射線はもっと強いのですが、それは今回は置いといて、お風呂に挑戦しましょう。 成分分析書によると掲示値はpH1.13とのこと。こんな低い値はリアルで見たことがありません・・・

源泉100%の浴槽というのがあります。元々は加水して50%の濃度で入るのが一般的だったのですが、薬効を考えて100%のものが作られたみたいですね。 で、これはものすごくキツかったです。(^_^;) 大した問題のないはずの足先から既にピリピリとしだす状況で、5分入ってられませんでした。。

測定結果はpH1.15の37.6度。こんな低い値は初めて見ました。(2015年7月4日測定)

次は50%のものに挑戦です。

pH1.31の40.9度でした。半分に薄めてもこんなに強いんだ笑 pH1.3であっても、普段使うところより遙かに強い酸性泉です。これくらいなら我慢できるかもしれないけど、常用するにはキツイものがあります・・・

久しぶりにここまで強い酸性泉に入ったこともあり、この後は部屋でダウン。2時間くらい眠りこけてしまいました。この体への大きな負担感は久しぶりの感覚でした。。

正直、この湯に入り続けるのはかなりの根性が必要です。他に代わりになるものはないのかと見てみたら、弱酸性の湯というのがありました。多少、ヒリヒリはしますが、これくらいなら耐えられるかも・・・

で、測定してみるとpH3.16の40.2度でした。薄めまくってもこの強さか、玉川温泉恐るべしですね。。