後生掛温泉&藤七温泉@秋田、岩手県_2014年8月1~3日(4)

酸性泉の宝庫である秋田県を外すことができないのは酸性泉マニアにとって当たり前だと思うのですが、あまりに距離が遠くて現実には草津蔵王で済ましていることがほとんどでした。秋田初訪問だった乳頭温泉郷大釜温泉は1年ほど前になります。

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酸性泉というと日本最強と言われる玉川温泉の強さpH1.1がダントツです! 後生掛温泉はそれよりはだいぶ控えめであり、泥が含まれていて肌に優しいとか、玉川温泉は強すぎるので医者から止められているという事情もあって、玉川温泉は避けつつも地味にこの辺の酸性泉を攻めてみようかと思ったのです。

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後生掛温泉は湯治場でもあるため酸ヶ湯温泉のように旅館部と湯治部があり、湯治部ならばかなり安いお値段で泊まることができます。ただ、夏場なのにオンドル部屋はちょっとイヤだなぁとか、最初の1回くらいは旅館部にしてみたいということで、今回は奮発しました!

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で、入ってみたら、なかなかの高級っぷりですよ。接客もちゃんとしています。 そりゃ、箱根とかに比べれば大したことないのでしょうが、秋田でこのレベルはかなり良い方ではないでしょうか。

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目の前には浴場への入り口があり、何人もの利用者が出入りしていました。なかなか人気なのですね。

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ここの温泉はpH3.2の弱酸性-単純硫黄泉です。成分総計もそれほど大きくはありません。それでも濃厚に見えるのは、温泉の成分としてカウントされていないものが多く含まれているのでしょうね。

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ということで、温泉に入ってみようか。内湯はもう一つあるそうなのですが、大雨の影響で調整中、とのことでした。そんなにすごい雨だったんだ・・・

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中はそこそこ清潔感があり、広々としています。ただ、故障中のものが多いな・・・w

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浴場はかなり広くて、酸ヶ湯の千人風呂を思い出します。手前には流し場や蒸し風呂、サウナ、泥に浸かるための風呂場?があり、奥にはメインの浴場、ジャグジー(天然もの?)、露天風呂がありました。このジャグジーはすごい!はまりましたw

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ちなみに蒸し風呂は、こちら、調整中で入れず・・・涙

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泥風呂はこちら。やや冷ためのお湯で、濃厚な泥成分に浸ることができます。

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弱酸性泉は、それほど強烈な効能が得られないものの、長い時間、安心して入っていられることがメリットですね。

(続)