栃木県・那須湯本温泉・鹿の湯分湯場

何度か通ったけど、あまり意識せずにスルーしていた建物があった。気にしないと駐車場にしか見えない場所なんだけど、、、

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建物に近づくと、プンプンと硫化水素の臭いがしてきます。これは。かなり濃そうな雰囲気がする・・・

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中はこんな感じに。どうやら、蓋がされてるみたいですね。蓋をしないと湯温が下がっちゃうしねぇ。

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このような説明がありました。鹿の湯源泉からの高低差を利用して、いったん、ここに貯めているみたいですね。宿の多くは、ここより低い位置にあるので、自然流下で給湯することができるわけですね。

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鹿の湯源泉を利用している宿の案内が出ていました。この位置関係からすると、新小松屋は鹿の湯からここを通さずに湯をもらい、他の民宿はこの分湯場を経由してるのかな。地図下側の方は高台にあるホテルなので、こちらはポンプアップしてるんでしょうね。

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源泉は鹿の湯の裏側(写真でいう左端の方)にあり、鹿の湯共同浴場に供給され、あとは新小松屋と滝之湯へ、それ以外はこの分湯場に来るというイメージでしょうか。

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よく見ると、路上にもこんなものがあるし、目立たないけど、細かくお湯が分けられてるルートが見えてきますね。

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【温泉pH測定】栃木県・那須湯本温泉・小林館

1月に続いて、2月にも那須湯本へ行って参りました。1月は正月明けで、2月が末日なのでほとんど2ヶ月開いていますが、草津には行きすぎて飽きてきたとか、原発事故から5年で喪が明けたとか、諸々の事情もあります。(本当は蔵王に行く予定だったんだけどねー、、用事が立て込んでいてキャンセルになりました)

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今回は、民宿のなかから小林館をチョイス。那須湯本の民宿は2軒だけ温泉をひいているところがあるのですが、基本は外湯である滝乃湯を使うスタイル。外湯は体調悪いときだと体に滲みる状態で外を歩くのがイヤだし、雪降ってると辛いし、と思っていたのですが、前回、民宿・南月を使ってこの民宿街に慣れたので平気だろうということで。

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外湯に行かないといけないのは面倒ですが、この宿は当たり!でした。建物は古いですがよく掃除されており、畳も綺麗です。これで2食付き6700円なら何も問題ないなぁ。

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早速、鍵を借りて滝乃湯共同浴場へ。後で分かったのですが、この鍵で入れるのはこの共同浴場だけなのですね。南月に泊まったときは、宿の人と共用なのか、もう1つの方にも入ることが出来たのですが、、各部屋に鍵を用意してくれるのは有り難いのですが、1箇所しか入れないのはちょっと残念でした。

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測定結果はpH2.55で、前回とほぼ同じ数値です。これくらいの強さだと、効果は微妙なラインになってしまいます。しかし、刺激を感じることはほとんどなく、落ち着いて入っていることができるので、治療というより体調を整える用途なら、これくらいが良いですね。

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食事は2食とも、多すぎでもなく、丁度良いバランスで楽しむことができました。バス往復+宿代で12000円ちょいで済むので、なかなか良いかも。

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【温泉pH測定】青森県・嶽温泉・山のホテル・共通風呂

山のホテルは、JAL経由ではなくネットで取りましたが、そこそこのお値段のプランだけあって、食事が豪華でした。

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ここの売りは「マタギ飯」という釜飯みたいなもの。山で採れる、狩人の食事といった感じのもので、なかなか美味しくいただけました。

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その後、宿泊者以外に、立ち寄り湯にも使われているという風呂場へ・・・

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測定値はpH2.07の41.0度でした。分析書は先と同じものが掲示されており、2.03と2.15です。だいたい一致してますね。

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ここ嶽温泉は、草津と同レベルの刺激で、それでいて草津の2倍は濃厚であり、とても良い泉質ですね。寂れているのがとても残念でした。青森の酸性泉はこの他にも下風呂、恐山など、とても濃厚な温泉があり、酸性泉の宝庫です。もっと盛り上がってほしいものです。

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【温泉pH測定】青森県・嶽温泉・山のホテル・宿泊者専用風呂

今回の旅の目的は酸ヶ湯だけではありません。翌日の朝、酸ヶ湯を発ち、弘前へ向かいます。 IMG_1721

弘前からバスに揺られること、1時間ほどで嶽温泉に到着。今回泊まるのは、山のホテルというところです。(前回泊まった、山楽は廃業してて更地になってました・・・)

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なかなかのグレードです。

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まずは、宿泊者専用の風呂場へ入るとしましょう。

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測定値はpH2.11の41.3度でした。

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掲示値はpH2.03と2.15でほぼ同じと言えるでしょう。成分総計が2991mg/kgもあって、とても濃厚ですねー。

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