ズボン(洗濯物)を測ってみる

色々と興味深い結果が出てきているので、最近のものも測ってみることにしました。

まずは、今日、洗濯する前のズボンを測定。使っていたのは約一ヶ月で仕事場にこれで行ったり、群馬の草津にもこれで行きました。草津に行ったあの日だけで極端な汚染になるということはないはずなので、日常生活ではこんな感じになるという程度で考えて良いと思います。

IMGP0199

毎度のことながら、測定器にどうやって入れるかは思案のしどころです。グチャグチャにするよりは畳んで、形状を一定にさせた上で測るようにしたいところ。今回は、こういう感じに畳むことにしました。

IMGP0200

畳んだものが検出器に被さるように、セットし、測定を開始します。。。

IMGP0201

結果は、うーわ、実に微妙な結果ですね。

Cs-137 ND (<2.79) Cs-134 4.16 Bq/kg

zubon201311

通常、このような結果にはならない(Cs-137と134は同時に出て、134だけが出ることはない)ので、天然に存在する放射能の影響であると判断します。(この測定器は自作でCs以外の天然の放射性核種であるBiやPbの定量に対応していません)

おそらく、天然の放射能が大きく見えてしまっているのでCsの有無まで判定することでができない状況にあります。しかし、仮にCsが出ているとしても、それほど強く出ていない状況ですから、まずはポジティブな結果と判断して良いのではないでしょうか。

ちなみに、前に測ったユニクロのジャケット(2011年フォールアウト時)だと、下記のような出方をしますので、一目瞭然なわけです。(;_;)

uniqlo2011_up

今後は、↑このようなスペクトルが出ない状況であってほしいものです。