酸ヶ湯温泉&古遠部温泉巡り@2013年末(8)
古遠部温泉の風呂場がどんなことになっているのかは、掃除の後がよく分かると聞き、見てみました。 時間は早朝の5時過ぎ、いつも宿のご主人が朝5時と夜8時にお湯を抜いて掃除しています。 加水循環、塩素投入といった安易な管理をしている温泉が多いなか、ここでは毎日、お湯を抜いて丁寧に掃除をしているのです。中性、アルカリ性泉の場合は、塩素を投入して殺菌するか、まめに掃除をして細菌が繁殖しないような管理が求められるので、この状態を維持するのは大変なことです。(この点、酸ヶ湯、草津、蔵王のような強酸性泉は衛生面での管理が楽です。別の苦労が多大にありそうですが・・・)
掃除直後は湯船の下の方が見えていますが、どんどん水位が上がってきます。
中に入って、待つことにしました笑
どんどん増えて、30分くらいで満水になり、お湯が溢れる状態になりました。トド寝再開です笑
入ること1時間、やっと出ます。1時間も入っていられる温泉って、私の場合、ここだけだなぁ。 サウナとか苦手なんですが、ここでトド寝をするのは息苦しさもなく、程よい程度のお湯が背中を流れていくだけなので、無理なく汗をかくことができます。酸ヶ湯温泉の強酸性のお湯で体を消毒した後に、ここで肌を癒やすというパターンは癖になりそう。
ついでに成分表でも見ておきますか・・・読めるかな?(画像はクリックすると拡大できます) ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)で、やや渋い味のする鉄っぽくて炭酸のある、そんなイメージの温泉です。
(続)