山形蔵王初滑りツアー@2013/12/14~15(2)

おおみや旅館は、歴史ある蔵王温泉の中でも規模の大きなグループで、創業の地がここになります。同じく大手であるタカミヤグループの創業の地もここの隣(深山荘高見屋)にありますし、同じく大手の堺屋も至近距離にありますから、このエリアがいかに由緒正しいかが分かります。由緒正しいということは、良い源泉に近いということでもある。

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中は木造風になっていますが、作り自体は鉄筋コンクリートと思われます。深山荘高見屋もそうですが、やはり純粋な木造の建物を維持するのは難しいのでしょう。古い趣を残しつつ建物を近代化する苦労がうかがえます。

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古い宿だと隙間風が多くて寒いんですが、ここは暖かい!さすがです。厳冬期の温泉宿は、建物がある程度立派じゃないと屋内で凍えてしまうことがあるので、宿泊の際にはこだわりたいところです。(過去に、ここの至近距離にある宿で大寒波が来たときに寒くて寝られなかった経験ありw)

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ここのお風呂は2カ所を男女入れ替え制で使っているようです。

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蔵王温泉のお約束。石鹸と湯ノ花の話。PH2とかですからねー、かなり強い部類の酸性泉です。

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まずは、ここの名物であるらしい、玉子風呂。

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そして、もう一方の浴室にある風呂。こちらは玉子風呂よりも小さめなためか、同じようなサイズのものがもう1つありました。

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どちらの浴室も泉質は似ていて違いは分かりませんでした。蔵王は比較的、どこに入っても同じような泉質ですが、この宿のある高湯通りはいつも硫黄分が豊富で、肌に優しく、ばらつきがない印象です。他は季節によって、比較的濃淡が変化しやすいような印象があるなぁ。まあ、どちらにしても優れた温泉であることは間違いありません。(私は、一時期、湯治で蔵王に毎月通っていたくらいですし)

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(続)